狼王子!?彼氏はタイヘン!!
喉の奥がカァーーっと熱くなる
なんだろ…?
このかんじ…
なんか顔暑いし……
「美紀?お前顔赤いぞ…?」
「へっ!?本当…?大丈夫だよ。」
「そっか…?」
うん…
これはきっと照れたせいだ
だから顔が赤くなったんだろう。
でも…
なんか目も頭もポワワンとしてきた……。
なんなんだろ…?
「ねぇ俊也?このジュース、変な味しなかった…?」
「え?まだ飲んでねぇけど…?」
すると俊也はクピッ…とジュースを一口のんだ。
とたんに眉間にシワがよる。
「お前…これ酒なんじゃ……?」
うそ…?お酒?
てっきり色が一緒だからジュースと思って………。
グラッ!!!
「きゃぁ………。」
めまいがしてふらつくアタシを俊也がタイミングよく支える。
「おぃ!?大丈夫かよ…?」
「うん……大丈…………」
立とうとすると、直ぐにめまいがして倒れてしまう。