狼王子!?彼氏はタイヘン!!
起こそうとしたアタシの上半身は、まんまと俊也に邪魔される
座っていた俊也はアタシに覆いかぶさるようにして少し体重をかけてきた。。。
ちょっとぉ〜!!
そんなことしたら離れられないでしょーが!!
しかもココ、誰でも来るようなベランダだし〜!!
見られたらどーすんの!!
…………
………………
なんていってる場合じゃ無い!!
このままじゃアタシ酸素不足で……
気絶だよ!!!?
やだやだ〜こんな日に!!
「はぁ…俊…也………ムリ…。」
そんなアタシに見かねたのか、
俊也の唇は少しずつさがっていった。
「はぁ…はぁ……。」
「………。」
アタシは、ぼんやりする目で俊也の無表情な顔を眺めていた。
すると、俊也が口をひらく。
「なに?」
…………
………………!?
はぁ!?
なに?………って、
こっちが聞きたいわよ!!