狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「よし…これで最後だな?」
「うん♪ありがと!」
俊也はアタシの部屋に荷物を全部運ぶと、汗をぬぐった
「じゃあ、オレはこれで…」
「あ!!ちょっと待って…」
俊也はドア枠に手をかけて立ち止まる。
「なに…?オレにまだいてほしいわけ?」
「ち…ちがうわよ!!冗談やめて…」
「冗談じゃねーよ。で、何?」
「えっ…あぁ。うん」
ドア枠に手をかけて汗をぬぐう俊也の姿はいつにも増してかっこよく見えてしまう。
「これ終わったらロビーに来てくれる?」
「あぁ…べつにいいけど?」
「じゃあね♪荷物ありがと!」
そういうと俊也は自分の部屋に帰って行った。
「ぐぅぅ〜。」
アタシはフローリングに寝そべると大きく背伸びした。
う〜ん……
今日からここで暮らすのか。。
まぁ、
俊也とか皆がいるから全然寂しくなんか無いんだけど……。
あ…そうだ。
そろそろロビーに行こうかな?