狼王子!?彼氏はタイヘン!!
すると、まだキャップを開けたままのペットボトルをアタシの前に差し出した。
「美紀も飲む?」
「えっ…!?」
すると俊也はアタシの手にペットボトルを持たせた。
どーしよ。
これ飲んだら間接キスじゃん
でもここで飲まないと反対に変だよね…?
もう普通のキスだって何回かやってるし…
いまさら…ねぇ……?
アタシはゆっくりペットボトルを唇へと近づけた。
お茶が喉へと流れ込む………
「間接チュウ………。」
俊也がポツリと一言発した。
途端にアタシの喉に通っていたお茶が、逆流しそうになる
間一髪で、アタシはそれを止めた。
「んっ…!!ゲヘッ……ゴホッ…ゴホッ。。。」
「やっぱり意識してたんだ……かーわい♪」
「ゴホッ……。」
意識してたんだ…って
分かってんなら言わないでよ!