狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「カレー作って来たんだけど。もう食べちゃった?」
「まじっ!?えっ。くうくう!!」
すると、
俊也はドアを大きくあけて
アタシを部屋の中にいれた。
「はい。どーぞ」
カレーをお皿にいれて
俊也の前に出す。
「うめー!!さすが運動オンチ♪」
「なによそれ…。」
運動オンチと料理できるのは
全くと言ってほど関係ないと
思うんだけど。
すると俊也が
自分のスプーンを
アタシの前にちらつかせて来た
「はい。あーん♪」
な…なに?
俊也ってこんなコト
やらないタイプのはずなのに。
まぁいっか。。。
アタシは魚みたいに
そのスプーンにかぶりついた。
「おいしー♪やっぱアタシ上手じゃん。」
そういって、
カレーをほおばる。
って……
ちょっと待って。。。