狼王子!?彼氏はタイヘン!!

そんなアタシの気持ちはムシされて、女子の50メートル走が始まった。




向こうの方では走り終わった
男子たちがいるのが見えた。



皆が息をあげてるのに、
一人だけ、一つも呼吸が乱れていない俊也にドキッと胸が高鳴るのが分かった。




「次アタシじゃん…。」




あっという間に
自分の番となってしまったアタシは、明日香に助けを求める



「どーしよ。。。今年もコケちゃったら…」




「大丈夫だって…たぶん。」



そんな…
たぶんって。。。




「あぁー。そんなことあったらアタシはこの学校の恥ダァ……」




そんな事いってる間に
よーいの合図が出た。




スタートラインで構えるアタシ


アタシの学校の体操着は
女子は太ももの上のほうまでの短パンに、



上はオシャレなTシャツ。




ラインに構えたアタシに
明日香が言った。




「美紀〜男子にめっちゃ見られてるじゃん〜?」




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