狼王子!?彼氏はタイヘン!!




「なに…?」




横顔を見ていたら
俊也がこっちを見ていった。




「あっ…ううん。何でもない。」



すると、俊也がニヤリッ
と笑っていった。




「なに?みとれてた?」




は…?
はぁ…?



そ…そりゃ、
少しは見とれてたかもしれないけど。。。




でも、見とれてたのは事実かもしれないけど、




それを自分で言っちゃうことが
どうかと思うんだけど。。。





当然アタシはこういいかえす。




「そ…そんなわけないでしょ!?」




だって、
本当の事なんか言ったら



俊也のことだもん…、
なんかまたスイッチ入っちゃうカモだし……。





一段落ついて、
バスタオルを渡しながら
アタシに言った。




なにげなく…
ホントになにげなく、




「俺の部屋のシャワー入ってく??」




「っえ…!?」




い…
今なんて言った…!?



入ってく…??



そういいましたか、この人は!!?



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