狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「い…いいじゃん〜行こうよ?二人共、体操着まで濡れちゃってるし……。」
俊也は少し悩んでいたけど
アタシがしつこく言うものだから、やっと行く準備を始めた。
「じゃあ準備できたらロビーで。」
「おう。」
アタシは俊也に言った後
自室に戻って用意を始めた。
えっと…
バスタオルと
下着と
Tシャツと……。
あれ…?
何か忘れてる??
まぁ…
忘れてないよね。。。
大丈夫だよね。
アタシってこういうとき
いつも何か忘れてるんだよね?
そう…
アタシはまだ大事な忘れ物に
気付いてなかったんです……。
ロビーに降りると、
もう俊也が待っていた。