狼王子!?彼氏はタイヘン!!




ズボッ…
と被せられたのは
俊也が来ていた大きな


スウエット………。




「んっ……!」




俊也はガボッと大きなスウエットを被せると、



ぶっきらぼうに
「これ着とけ…」



なんて言って、
またコーラーを飲み始めた。




「う…うん。ありがと…」




そういって来てみたけど、



そういえばアタシ、
ズホンが欲しかったんだけど



これじゃあ、あんまり
意味ないんじゃ…




そう思って立ち上がった瞬間
俊也の大きなスウエットは




アタシの太ももの
半分くらいまで、



ズボッ…
と落ちた。



だからアタシは
安心してバスタオルを取った



手の長さとかも全然
違うくて…





アタシが着たら、
手の平が全部、袖の中に
おさまってしまった。




そんなアタシの姿を見て、
俊也がいった。





「美紀、体小さすぎ。。。」





「そ…そうかな?」




ってか、
俊也が身長大きすぎなんだと
思うんだけど…


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