狼王子!?彼氏はタイヘン!!



「あぁ、大地…?多分そこにいると思う………。」




明日香が指さしたのは、
エレベーターのまえ。




アタシ達が乗るエレベーターを
待ってくれてるみたい。




そうじゃん…
だったら俊也を早く起こさないと………。




そう思っていたら、
俊也の部屋のドアがゆっくり
あいて、



俊也が出て来た。




「おはよぉ〜……。」



アタシが、だらし無い
口調で話すと、



俊也は寝起きとは思えない
口調ではなす。




よくみると、顔もスッキリ
していて…。




「美紀、顔ヒドイ。」


そういった。



なによ…俊也まで。

顔がヒドイのは
明日香が言ってたし



もう承知済み。




アタシは


「ありがとう。」


なんて呆れた返事を
返した。





< 269 / 392 >

この作品をシェア

pagetop