狼王子!?彼氏はタイヘン!!
ヤバイ…。
目が重たくなって来た…
このままじゃ…
寝ちゃうかも。。。?
「ふああぁ………っん!!」
また、あくびが出そうになった時だった。
俊也がアタシの口を
押さえた。
それも唇で……。
そんな俊也のおかげもあって、
見事にアタシのあくびは止まった。
「………ん…。」
ってか…
これってキスなの?
なんなの……?
それより。。。
ここ、バスの中だし…
皆に見られたら
ヤバイじゃん…!!!
まぁ、今は外が暗いから
皆には分かってない
みたいだけど……
ってか……。
それより皆寝てる??
耳を澄ましても、
誰ひとりの喋り声も聞こえない
聞こえるのは
バスのエンジン音だけ。
しかも、
アタシは窓側だから、
俊也が何をしてるかも
わからないしね……。