狼王子!?彼氏はタイヘン!!



コレといって、
変わらないくらい、皆は
スヤスヤと眠ってるところ。




アタシは持って来ていた
ミネラルウォーターで
ティッシュを濡らした。。。




「じゃ…。」




「うん。」



アタシと俊也は笑いながら、
濡れティッシュを



明日香と大地の顔の上に
軽く乗せた。




息をすることで、
鼻や口に濡れティッシュが
張り付いて、二人の呼吸を
邪魔する。。。




へへっ♪
うまくいった。



アタシ達は手をパチンと
合わせた。




「………っぶあ!!はあはあ。」




「んっ……くっ。はあはあ。」


そんなアタシ達をよそに
息が苦しくなった
明日香達が目を覚ました。




「オイッ…息できねーじゃん!」




「ホント、死ぬかと思った!!」



明日香達がアタシたちを
少し睨んでいった。



そんな二人を確認すると、
アタシ達はもう一度
手を合わせてこう言った。




「「大成功♪」」




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