狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「顔赤いし…。」
「えっ…!」
そういうと俊也は
アタシにスキー板を脱げと
言ってきた。。。
「なんで…!?」
「いいから。」
いいからじゃないし!!
脱いでどうすんのよ…
まさか………?
「む……無理だよ〜!!」
「早く。」
いや…
早く。じゃないし!!
だって、
こけたらどーすんのよ!?
アタシがこんなにも
叫んでいるのは
俊也がスキー板を履いて、
アタシを、おんぶして
滑るって言い出したから。
「こ…こけないでよね……?」
「こける訳ねーじゃん。」
結構、
アタシは俊也におんぶされて
滑る事になってしまった。
「いくぞ〜?」
「う…うん……。」
そういうと、俊也は
勢いよく滑り始めた。
ぎゃああああっ〜!!!
「ッッ!!ん〜〜〜!!」
「なに言ってんの?」
声にならない叫びを
あげるアタシに
俊也は笑って聞いて来た。