狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「んしょ……。」
立ち上がろうとした時だった。
「痛ッッッ!!!」
足首に激痛が走った。
よく見ると、雪に赤い物が
広がっている……
………?
でも、
自分の足をみて、
アタシはその事に気がついた。
まさか………
血……?
しかもアタシの足から
出てるし……。
まぁ…
そんな事気にしてられないよね
アタシは痛みを我慢して、
俊也を探すことにした。
「俊也〜?」
「………。」
「俊也ぁ〜!!!」
「…………。」
いくら呼んでも
返事は帰ってこない。
それでもアタシは
諦めずに探していた…。
「はあはぁ……俊…也……………ッッッ!!」
痛い……。
探しているうちに
アタシの足は限界に
近づいていた……。