狼王子!?彼氏はタイヘン!!



「ッ!痛ッッッ!!」



そうだ…
忘れてた。。。



アタシ、ケガしてたんだ…




よろけて、ペタンと
座り込んでしまったアタシに
俊也が心配そうに言った。




「大丈夫か!?」




「うん…。」


ホントは大丈夫なんかじゃ
なさそう何だけど…。



でも…俊也に
心配かけたくない…。



すると、
そんなアタシを見て、
俊也は少し怒って言った。




「大丈夫じゃねーだろ?…………ほら…見せてみ?」




「うん……。」



アタシは足首近くの
腫れて、血の出てる場所を
スキーウェアをめくってみせた




「お前…ひでーじゃん。。。……これで歩いてたわけ…?」




「うん……でも大丈夫だよ。。。」




すると、
俊也がキズの近くを
軽く押さえた。。。




「痛いッッ……!!」



あっ!!やば……
こんなんじゃ俊也に
バレちゃうじゃん。。。



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