狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「隠してもムダだから…。」
「うっ……。」
やっぱり、
俊也に嘘つくなんて、
アタシには100年は
早いみたいです……。
すると、俊也はアタシを
軽々とお姫様抱っこした。
「きゃっ…。」
ちょ…いきなり。。。
どうすんのよ!?
「ど…どーするの?」
「さがす。」
「さがすって……何を!?」
「どっか泊まれる場所…?」
は……はいぃ!?
いくら俊也でも、
それは無理っしょ!?
こんな山奥に…
泊まれる場所なんて……。
でも、
次の瞬間、
アタシは自分の目を疑った…。
げっ…!!
ま………まじぃ…??
よくみると、向こうの方に
今にもブッ壊れそうな
小さな物置らしき物が
アタシの目に入って来た。。。
「ある……じゃん……。」
「オレ…天才♪」
いや……。
まぐれだと思うよ……?
それに、
天才は自分で天才なんて
いわないでしょ〜?