狼王子!?彼氏はタイヘン!!
アタシ達は
その小屋に入ると、
中にあったマッチとランタンに火をつけた…。
「ラッキーだね?マッチまであるなんて……。」
「うん。」
なにかの物置なのかな…?
みると、ロープや時計
テントやベッドまで置いてある
アタシ達は座るとこが無いため
ベッドに座った。
「でも、外は凄い汚かったケド、中はカーペットまで敷いてあって、結構きれいだね〜?」
「そうだな…。」
でも……。
さすがに古いからかな…?
隙間風が寒い……。
アタシは、
寒さを紛らわす為に
俊也にギュッと抱き着いた…。
「なに……?」
「え……?あぁ……これ…?………寒いから、こうやってた方が暖かいでしょ?」
そういって
アタシはもっと俊也に
引っ付いた…。
すると俊也もアタシに手を
回した。
暖かい……。
やっぱり抱きしめられると
相手の温度が伝わるんだね?
もう離さないよ…?
この手は絶対に
もう離さない………。