狼王子!?彼氏はタイヘン!!
すると、
俊也がいつもと違って、
一つトーンを下げて話した。
「美紀……。」
「何…?……って…!きゃっ!!」
な………なに!!!?
アタシの名前を一つ言うと、
アタシをベッドに押し倒した…
「ごめん…我慢できねー。」
って〜〜!!!
そんなS発言されても
困るんだけどー!!
「ッッ!!!」
アタシの顔が赤くなる…
でも……。
今は嫌じゃない……。
なんでだろ。。。
今日は何かが違う。
さっき俊也と離れて分かった…
アタシには
こんなにも俊也が大切な
存在なんだって事………。
いつも側にいたから…
俊也はもう、
アタシの体の一部なんだ…。
いつのまにか…
アタシの体の一部として…
アタシのとなりに居たんだ…。
きっと…。
居なくなったら
生きていけなくなるくらい…
大切なんだ…。
「いいよ…。」
「え……?」
「いいよ…。俊也のモノになっても……。」
気がつけば、
アタシは自分でも
信じられない言葉を発していた