狼王子!?彼氏はタイヘン!!




現在、朝の6時…


皆さん、生徒も教師も
すっかり爆睡中……。



アタシ達は
先生にバレないように
こっそりホテルにもどると


小声で喋りながら
自分達の部屋に戻っていた。



「じゃ…バイバイ。。。」




「おぅ…ドジって見つかるなよ??」




「大丈夫……って………」



き……きゃあっ……。



こける!!


スローモーションに
なったみたいに地面が
アタシの顔へと近づく……



近付くハズ……!!!

なのに!!



えぇっ!!?

ゴミ箱じゃん!!


このまま突っ込んだら…
絶対、先生にバレて………



説教の嵐だ……!!



サ〜〜………っと
血の気が引いていくのが
分かる……。



「あぶ………ね。」



そういうと、
待っていましたっ!!



って言うみたいに、
俊也がそこに居て


見事アタシを受け止めた。



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