狼王子!?彼氏はタイヘン!!
俊也はいきなり過ぎて、
動けないみたいだった…。
「俊也あぁーー!!!」
* * * * * * *
アタシはここで、
夢から覚めた………
ゆっくり目をあけると
心配そうにアタシを見る
明日香の姿……。
「大丈夫?美紀……。」
「え………う…うん。。。」
「凄い、うなされてるみたいだったケド………。」
「………。」
手で首周りを触ると
なんとも嫌な冷や汗が
ベタリと手についた。
アタシ……
何でこんな夢みてたの…?
何も………
何もないよね?
でも………
なんか気になる。
夢だって言っても…
なんか鮮明に覚えてるし。。。
やだな……。
早く忘れよ……。
まさか…
まさかこの夢が。。。
あの事件の前触れだったなんて
天然なアタシは…
一つも分かっていなかった…。