狼王子!?彼氏はタイヘン!!
手招きをする俊也の側に
行くと、チョコンと
膝の上に座らされた。
「ラブラブ〜♪」
そういって、冷やかす大地に
俊也は「うっせーよバカ!!」
って反抗していた。
で………。
さっきから気になってる…
「これ…なんなの…?」
「ん?…お酒♪」
そういって、
耳元で囁く少し低い声に
耳がこそばゆくなった。
「じゃー飲むか?」
そういって、チューハイを
手にして立ち上がった大地…
でも……
コンコン……。
アタシ達の部屋のドアを
叩く音が聞こえた…。
「げ……ヤバイ。。。先生きたんじゃ……?」
「やべーよ…。俺らここに居たら……。」
「確かに…。いくら彼氏だって言っても、男がいたら、ヤバイよな?」
「しかも…アンタ達、そのチューハイどーすんのよぉ!?」
アタシ達はそれぞれ
色んな事を言いながら、
どうにかしようと、
焦りまくっていた…。