狼王子!?彼氏はタイヘン!!
そしたら女は少し頬を赤くして
もっとオレに近づいて来た…
つーか…
マジでコイツうぜーな!!
オレは、女が絡ませて来た腕を突っぱねた…。
「もーぉ♪照れちゃッテェ〜。まぁそんな冷たいとこも好きなんだけどぉ♪」
はぁ……?
何コイツ。。。
何一人で勘違いしてんの?
誰も照れてねーし…
つーか。テメェになんか照れたりしねーよ…
オレが照れたりするのは滅多にねーし。。。
あるとしたら、この世に一人だけ……美紀って女だけだし。。
「勘違いも、ほどぼどにしろ。」
「なぁにぃ?」
そういって、顔を近づけてくる……。
ってゆーか…。
コイツ…酒飲んでんじゃね?
キツイ香水の香のほかに、
少しお酒のニオイがする…。
少し美紀の事が気になって、
オレは美紀の方をみた。
美紀はこっちを向いて、
少し目を赤らめていた…。