狼王子!?彼氏はタイヘン!!





すると、まわりの雑音など、
もろともせずに、明日香は大声で言った。





「ちょっと〜!!美紀の飲み物、お酒頼んだわけ!!?」




すると、クラスメイトは


「スッキリするヤツって言うから、てっきりお酒かと……。」




そんなクラスメイトに、明日香は黙ってない。




「はぁ…!?普通コーラーとかサイダー頼むでしょーが!?」



そんな明日香に、
「もういいじゃん」
といって、なだめる大地。



「とりあえず…どうする!?」



そうやって、相談する三人を
よそにアタシの大声が部屋に響いた。




「にゃははぁ〜♪今日は飲んじゃいますよぉぉ〜。」



そういって、まわりに置いてあったお酒をなぜか飲みまくるアタシ…。




「っおい!!……ちょ…俊也!!」



大地がいうのと同時に、俊也が歩いてきた。




「お前なに飲んでんだよ…!」




「だぁ〜いじょーぶ。アタシぃ〜〜ひとりでぇ…帰れるもーーーん♪にゃははぁ〜。」




アタシは完璧に酔い潰れて、
もうわけの分からないことを言っていた。




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