狼王子!?彼氏はタイヘン!!



すると、オレの肩を叩いて大地が言った…。



「でも美紀…断るつもりだろ?そりゃ…俊也がいるんだし。でも…だとしたら美紀が………」




「「あぶない…!」」




大地と明日香が声をそろえて、そしてオレにいった…。




「早くいってこい!!」




「うん…!美紀を助けられるのアンタしかいないよ!?」



オレしか…いねぇ?




「早くいってこい…!」



大地のその言葉を聞いて、オレは走り出していた… 。




すると、走っているオレの背後に言葉が掛かる…。




「なにかあったらー!!アタシ達のケータイに連絡してくるんだよー!?」




「サンキュッ!!」











何分か走って学校についた…。
でも、さっきから美紀の姿がみあたらねぇ…。




つーか…どこいったんだよ…。



そう思って学校の門を出た瞬間…少し入った路地の前に、何か落ちているのを発見した。




「なんだ……これ…?」



そう思って広いあげた瞬間…
オレは確信した…。





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