狼王子!?彼氏はタイヘン!!
今度はアタシが守るから…
何かをボソッと
俊也に耳打ちしたあと…
その瞬間、
拳を作っていた俊也の手が
力を無くして、パーに変わった
なに…やってんの…?
俊也だったらそれくらい、
普通にやっつけるハズじゃん?
何で胸倉掴まれてんのに…
何で殴らないのよ…。
そりゃ…暴力は好きじゃないけど……そんなの俊也らしくないよ。。
すると、高木クンは俊也の胸倉に力を入れて、俊也の事を突き飛ばした…!!
「俊也っ!!」
とたんに俊也は後ろへとバランスを少し崩す…
そんな俊也の背後には…
鉄パイプやトタン板の物置…!
ちょっとまって…
アタシ何か忘れてる。。。
まさか…
これって…!
薄暗い倉庫の中で…
アタシと俊也………
そして…。
鉄パイプやらで、今にも殴り掛かりそうな男の軍団……!
まさか…!!
これは…前に見たあの夢に
そっくり…!!!!