狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「俺の……。」
俺の…??
なんだろ……?
「俺の…本性。。。」
「っえ…!?」
「知ってるよ。昨日、俊也が言ってたもんね…。」
そういうと、彼の好青年のような笑顔は、だんだんと、悪魔のような笑顔へと変わっていった…。。
ちょ……
ちょっとヤバくない…!?
逃げなきゃ…。
「ッッ!!」
逃げようとしたアタシの腕を涼哉は、振りほどけないような力で押さえた。
「っ!!ちょっと!!離してよっ!!」
「……だーめ。。」
そうだ!!!
ここって姿丸見えで声がツツ抜けだったって、前俊也が言ってた……!!
でも涼哉は、
「大声だそうなんて、考えるなよ…?。そんな事したら俊也がどんな目にあってもしらねぇよ…?」
ッッッ!!
コイツどこまで卑怯なの!?
俊也が大変な事になるのは嫌だけど
でもこのままじゃ連れてかれちゃう…!!