狼王子!?彼氏はタイヘン!!


少しの間、レジうちした後、オレと嘉穂は、休憩入っていいといわれ、奥のスタッフルームで休んでいた。





「コーヒーいるか?」





「うん…ありがとう…。。。」




オレはコーヒーをいれ始めた…。



ってか…。美紀こねぇし…。。。


まぁよかった…。




…それにしても眠い……。



ふあああっ……。



大きなあくびと共に、手を滑らせた。。。






「ッッッ!!あち〜。。。」



お湯が指に……。。。



「俊也!?大丈夫!?」




「大丈夫だよ…これくらい。。。」



つーか子供じゃねえし…。



「でも!!ちゃんと冷やさなくちゃ…。」




ガタッ!!


グラッッッ…。




「きゃあ!!」




「おい!!」



その時、下においていたタンボールに引っ掛かってオレが上に覆いかぶさるようにして、二人して転んだ…。




ッッッ……。



痛てー…。



つーか何やってんだよ!!

コイツ。。。


良いって言ったのに………。





……………。


…………………。



って……アレ?




オレが覆いかぶさってるのは直ぐに分かった…。




でも、



オレの唇に、



嘉穂の唇が触れていることに、



オレは気づくまで、




かなりの時間がかかっていた……。




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