狼王子!?彼氏はタイヘン!!
恋人だから…。
そんな事もあって、
アタシは次の日、俊也と話した…。
俊也とまともに話せなかったこの間、この時間がすごくムズムズとしていた…。
「俊也…。あのね!!」
俊也は少し不機嫌な顔をしている…。
「オレ…。バイト辞めたよ…。」
……え?
何で!?
俊也はバイト辞める必要ないのに…。
全部アタシの誤解だったのに…
「なんで…?」
「いや…。べつに…。」
アタシの…せいだよね。。。
「別に美紀のせいとか、んな事じゃねーから。。。」
「俊也ごめんね…。アタシ信じるって言ったのに。。。結局最後まで俊也を信じること出来なかった。」
ほんと…
アタシ最低だよ。。。
俊也は…
そんなアタシをどう思ってるのかな…。。。
「…いいよ。。謝らなくて…。。。つーか…あんなトコ見たら誰だって誤解するよ。。。」
………。
俊也…。
こんな時はすごく優しくなる…。
知ってる…?
女の子はこんな時にそんな優しくされると弱いって……。
「俊也…。。。」
目頭が熱くなる…。
アタシは俊也に抱き着いた。。。
「美紀…?」
するとそんなアタシに俊也は静かにアタシの腰へと手を伸ばす。。。