狼王子!?彼氏はタイヘン!!
アタシはパラソルの下で皆を待った。
「どーしよ…先に日焼け止めでも塗っとくか…。」
アタシは手と足と顔に、日焼け止めをまんべんなく塗っていた。。。
ん〜あれ?
背中に届かないし…
もー。。どうしよう…。
んんん〜〜〜。
はぁ…
やっぱり届かない。。。
すると、
………?
スッとアタシが持っていた日焼け止めが、抜かれた。
「俊也…?良いとこに来たぁ♪背中に塗ってくれる??」
「しゃーねーな〜じゃあ背中向けて。」
「ありがと♪」
ひやりと、日焼け止めの液が背中に落ちる…
すると大きな柔らかい俊也の手が、スグに温かくなじませてくれる。。。
自分で言ったのは良いけれど、こうやって考えると、ちょっと恥ずかしいな…。
「美紀、色白だからなっ♪ちゃんと塗っとかないと…」
……ドキドキする。
たまに、俊也のこんな優しい所に、胸がドキッと高鳴るんだ……。