狼王子!?彼氏はタイヘン!!


………

とか言いつつ。。。


ついに俊也の足が届かない所まで来てしまった…。





「て…てかさ。。。一体どこまで行くわけ〜!?」






「地の果てまで〜★」





ふーん…………。




「って!!バカいってないでちゃんと答えてよ〜!!」




「美紀を独り占め出来るところまで〜★」




もうダメだこりゃ…。


てゆーか…今のままでも十分、独り占めしてる気がするんですけど……。




遠目で、水をかけあう明日香と大地の姿が見えた。。。




「今思ったんだけど…。」





「なに…?」





「俊也どうやって進んでるの〜!!?」






「泳いでるけど?」






「えー!!?うそ!!」




「うそじゃねえ〜。」




それより、こんな所でもし俊也に離されたりしたらアタシ確実に………



死ぬよ…?




「お願いだから、置いていかないでよー…。。。」





「なに言ってんだよ。オレが美紀を置いていくとでも思うか?そんなヤツ男として最低ーだよ〜ん。」




「そうだよね!!俊也が置いていくハズない。」



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