晴れ、ときどき雨。
わ、蓮くん!? すごいタイミングで登場−−
「おはよう風谷!ごめん瑞希、あたし日直だから急ぐね! あとでねーっ」
え、あ、あずちゃん!? 今日日直!? てうか日直に朝の仕事なんてあったっけ!? う、なんて裏切り行為…!いや、裏切りじゃなくて、気を遣ってくれたんだろうな...って、何で気遣う必要があるの!
「お、おはよ。いつものバスいなかった」
「おー。バス一本遅れたんだよ、だからバス停から走ってきたら槙田見えてさ、安心した」
「う、うん」
私は顔を少し熱させて頷いた。あずちゃんがあんなこと言うから変に意識してしまう。
私が自分でもよくわからない緊張を抱えている一方で、蓮くんは「今日の掃除場所どこだったっけな、保健室は嫌だな、あの先生怖い」などと一人で喋っている。
「ふう、人の気も知らずに…」
「ん? なんか言った?」
「あ?えっ、なんもないっ」
動揺なんてしてない。好きとか、そういうのはない。絶対!
「おはよう風谷!ごめん瑞希、あたし日直だから急ぐね! あとでねーっ」
え、あ、あずちゃん!? 今日日直!? てうか日直に朝の仕事なんてあったっけ!? う、なんて裏切り行為…!いや、裏切りじゃなくて、気を遣ってくれたんだろうな...って、何で気遣う必要があるの!
「お、おはよ。いつものバスいなかった」
「おー。バス一本遅れたんだよ、だからバス停から走ってきたら槙田見えてさ、安心した」
「う、うん」
私は顔を少し熱させて頷いた。あずちゃんがあんなこと言うから変に意識してしまう。
私が自分でもよくわからない緊張を抱えている一方で、蓮くんは「今日の掃除場所どこだったっけな、保健室は嫌だな、あの先生怖い」などと一人で喋っている。
「ふう、人の気も知らずに…」
「ん? なんか言った?」
「あ?えっ、なんもないっ」
動揺なんてしてない。好きとか、そういうのはない。絶対!