✝kiss×love
8 親密
幽霊にあった夏樹くん。
その日は安静にして、ちゃんと家に帰れたと連絡が。
ピロロロッ?
(メール...)
【 久しぶりだね、君。最近メールできなくてごめんね。
だけど、自分は君の知っている人だよ。君は覚えていないかもしれない。
自分は君から見えないから、こうしてメールするしかないんだよ。
怪しい奴じゃないよ、本当、信じて。】
(また迷惑メール...何この人。自分からは見えない人?どういう意味?)
その人のメアドは、@(アットマーク)の後がなく、不思議なアドレスだった。
( sinokami@って...なにこれ。篠神さん?しのかみ?)
私は、メールをすることにした。
【 あなたは誰ですか。それより、どうして私のアドレスがわかるんですか?】
ヽ|●´ェ`|ノ‥‥… ((([\/] メール送信シタヨ?
送信の合図がなり、返信を私はまった。
ピロロロッ?
【 自分は、あなたの知っている人です。詳しくはまたお話します。
あなたのアドレスを知っている理由も言えません。
それより、あなたは保健室の幽霊というのが気になっているようですね?】
(なんでわかるの..幽霊のこと..)
【 どうしてその事をわかるのですか?その幽霊について知っているのなら、
お話求めます。】
ヽ|●´ェ`|ノ‥‥… ((([\/] メール送信シタヨ?
それから、私はメールを続けた。
【 その幽霊は、あなたの身近な人です。私の知り合いでもあります。
その子は、明るく楽しい女の子でした。名前は、冴島 マリ(さえじま まり)。あなたは覚えてないはずです。】
【 マリさんは、私のどういう関係なんですか?】 送信?
【 マリちゃんは、あなたのいとこです。あなたが小さい頃、ずっとあなたを
可愛がって上げてくれていました。】
(いとこ?全然覚えてない...)
【 いとこって...いつマリさんは死んだのですか?】送信?
【 10年くらい前です。たしか、あなたが6歳くらいでしょうか。
当時、マリちゃんは16歳でした。生きてれば、今頃26歳。】
( マリさんってそんなに年上なんだ...)
【 友達に殺害されたんですよね。】 送信?
【 はい、あれはイジメでした。なのに、殺害されたことは「事故」と
片付けられたんです。マリちゃんがとても可哀想で...】
( 殺害されたのに事故!?なにそれ、おかしいじゃない! )
【 そうなんですか。ありがとうございます。じゃあ、寝るのでさよなら。】送信?
・・・・・・
よし。
「お母さんー!!」
「はぁい?」
「あのね、私のいとこで、冴島 マリっていうおねえちゃんいた?」
「どうしてそれを...?あなたは知らないはずでしょ。」
「うん、だけどね、友達から聞いたの。マリさんは、私のいとこで10年前、なくなったって。」
「ええ。よく知ってるわね。そうなの。マリちゃんはとてもいい子だったわ。なのにあんな事件になるとはね。」
「マリさんね、今、学校の保健室で幽霊で出るの。一度喋ってみたいの。」
「それはやめたほうがいいんじゃないの?きっとマリちゃんは、死んで学校の子たちを羨ましそうにしてるはずよ。何をされるかわからないわ。」
「でもいいの!私、可愛がられてたのに、何も言えないのはイヤなの。お願い、喋ってもいい?」
「わかったわ。でも気を許すんじゃないわよ。」
「うん!」
続く..
その日は安静にして、ちゃんと家に帰れたと連絡が。
ピロロロッ?
(メール...)
【 久しぶりだね、君。最近メールできなくてごめんね。
だけど、自分は君の知っている人だよ。君は覚えていないかもしれない。
自分は君から見えないから、こうしてメールするしかないんだよ。
怪しい奴じゃないよ、本当、信じて。】
(また迷惑メール...何この人。自分からは見えない人?どういう意味?)
その人のメアドは、@(アットマーク)の後がなく、不思議なアドレスだった。
( sinokami@って...なにこれ。篠神さん?しのかみ?)
私は、メールをすることにした。
【 あなたは誰ですか。それより、どうして私のアドレスがわかるんですか?】
ヽ|●´ェ`|ノ‥‥… ((([\/] メール送信シタヨ?
送信の合図がなり、返信を私はまった。
ピロロロッ?
【 自分は、あなたの知っている人です。詳しくはまたお話します。
あなたのアドレスを知っている理由も言えません。
それより、あなたは保健室の幽霊というのが気になっているようですね?】
(なんでわかるの..幽霊のこと..)
【 どうしてその事をわかるのですか?その幽霊について知っているのなら、
お話求めます。】
ヽ|●´ェ`|ノ‥‥… ((([\/] メール送信シタヨ?
それから、私はメールを続けた。
【 その幽霊は、あなたの身近な人です。私の知り合いでもあります。
その子は、明るく楽しい女の子でした。名前は、冴島 マリ(さえじま まり)。あなたは覚えてないはずです。】
【 マリさんは、私のどういう関係なんですか?】 送信?
【 マリちゃんは、あなたのいとこです。あなたが小さい頃、ずっとあなたを
可愛がって上げてくれていました。】
(いとこ?全然覚えてない...)
【 いとこって...いつマリさんは死んだのですか?】送信?
【 10年くらい前です。たしか、あなたが6歳くらいでしょうか。
当時、マリちゃんは16歳でした。生きてれば、今頃26歳。】
( マリさんってそんなに年上なんだ...)
【 友達に殺害されたんですよね。】 送信?
【 はい、あれはイジメでした。なのに、殺害されたことは「事故」と
片付けられたんです。マリちゃんがとても可哀想で...】
( 殺害されたのに事故!?なにそれ、おかしいじゃない! )
【 そうなんですか。ありがとうございます。じゃあ、寝るのでさよなら。】送信?
・・・・・・
よし。
「お母さんー!!」
「はぁい?」
「あのね、私のいとこで、冴島 マリっていうおねえちゃんいた?」
「どうしてそれを...?あなたは知らないはずでしょ。」
「うん、だけどね、友達から聞いたの。マリさんは、私のいとこで10年前、なくなったって。」
「ええ。よく知ってるわね。そうなの。マリちゃんはとてもいい子だったわ。なのにあんな事件になるとはね。」
「マリさんね、今、学校の保健室で幽霊で出るの。一度喋ってみたいの。」
「それはやめたほうがいいんじゃないの?きっとマリちゃんは、死んで学校の子たちを羨ましそうにしてるはずよ。何をされるかわからないわ。」
「でもいいの!私、可愛がられてたのに、何も言えないのはイヤなの。お願い、喋ってもいい?」
「わかったわ。でも気を許すんじゃないわよ。」
「うん!」
続く..