お姫様の苦悩。
しかし、こんなパーフェクトボーイにも1つだけ問題がある。
それが....
「は?誰だよお前。」
........相当性格が悪くおられるのだ。
「...えっと、一年の百合根葉月ですっ、愛司先輩のことが...」
「あーはいはい、わかったわかった。ありがとう」
にこりと微笑む愛司彼方。
流石の性悪でも、葉月の可愛さには負けるんじゃないか!?
葉月は今使われていない空き教室に愛司彼方を呼び出して告白している。
それをあたしは廊下の愛司彼方の死角からそっと葉月を見守っている。
その場所から、これはいける!!と思いながら二人を見ていると、
「悪いけど俺、あんたみたいな女だいっきらい。」