悪夢の少女

ヒヤヒヤしながら周りを見る。

皆私に好奇心な目を向けていた。

…なんか言った方がいい…のか。

どうしたらいいか分からず、ただただ立ち尽くす。

だが、周りの人が去る気配はない。

「…ありがとうございました。」

私はなんとかそれだけ言うと、礼をし、

走って逃げた。

後ろでは大きな歓声が響いていた。
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