後悔させてやる!
「もう教室行くぞ」

『え、佐嘉太君そのまま?』

「今日から変装はしない」

じゃぁ、女の子達にモテちゃうじゃん....。

って、私には関係ないじゃん!

「どうした?」

『な、なんでもないよ笑』

「...ふーん」

なんか呆れちゃってるし....。

嫌われちゃったかな?

やだなー....。

私、どうしちゃったんだろ?

「お前、ほんとに大丈夫か?」

『....言わないで』

「え?」

『お前って言わないで!』

私何言ってんの!?

『ごめん、先教室行ってる...ね....』

「え、おいっ!ちょっ....待てよ!」

佐嘉太君の言葉を無視して私は教室まで走った。
< 14 / 28 >

この作品をシェア

pagetop