いじわる執事とお嬢様。
少し、しょんぼりしながら車を降りた私に仁は笑顔で言った。


「心愛お嬢様。」



「お誕生日、おめでとうございます!」



あっ…そうだ、今日は私の誕生日。


すっかり忘れてた…




「もしかして、私のためにここに連れてきてくれたの?」
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