いじわる執事とお嬢様。
「すみません、若い女性に人気の商品ってどれですか?」


俺は勇気を出して店員に聞いた。


「ご案内致します。」


…良いプレゼント買って、心愛に俺を意識させてやる!


なんて考えながら、俺は店員の後を歩く。


すると、俺の後ろで声が聞こえた。



「絶対そんなのつけないから!」

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