いじわる執事とお嬢様。
こんなんでいいのかなぁ…


なんて思っていると、仁は店に飾られているネックレスを指さして言った。


「お嬢様、これ」


それは、赤いさくらんぼがついた可愛らしいものだった。


「うん、可愛い!」


「お嬢様の着ている服に合うと思いますよ」



「確かに__あっ」

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