いじわる執事とお嬢様。
もしその気持ちを伝えていたら

何かが変わっていたのかもしれない。





ごめん…





「ごめんなさい、仁…」






「大丈夫。心愛は僕が守る」

「だから、心配しなくていいよ」






そう言って彼は私を強く抱きしめた。




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