いじわる執事とお嬢様。
すると、疑うことなく七瀬は嬉しそうに目を輝かせた。



「そうなんだ!良かったぁー」

「心愛のお兄さん、超イケメンだよねぇ!」



「そ、そうかな…?」


なんでそんなこと言うんだろ。



「今度さ、紹介してよ!」


「う、うん」




「あ、そうだ!」

「ねぇー!お兄さんだってー!!」


思いついたように大きな声で七瀬が言うと、私の周りに彼女と仲がいい女子達が集まってくる。

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