いじわる執事とお嬢様。

「とりあえず家に入ろうよ」





「…しょうがないな」

「心愛の作った料理食べたいし」




なんじゃそれ。


ま、いっか




「ちょ、心愛」


仁から開放されてほっとした私は
彼の手を引っ張る。



だって、まだ近所のおばさんがガン見してたから。



こんなんで同居してて大丈夫なのかな。

ほんとに襲われそうっ…



そう思いながら私達は家に入った。


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