いじわる執事とお嬢様。

「心愛がキスしてくれるなら離してあげる」



「そんなことっ…出来るわけないでしょ!」



「昨日はしたくせに」


「……っ」


わざと低い声でそう囁くと、
耳まで真っ赤にして目を泳がせる。




…その顔は反則。

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