いじわる執事とお嬢様。

よかった…
そう思った直後

…ぐうぅ。


これで3回目。


またコイツ笑うんだろうなと思って
仁の様子を伺うと、

彼はにっこり笑って優しく言った。


「お食事にしましょうか。」



なんだコイツ…
さっきと全く態度が違うし。



って、ちょっと待て。


「お母さん、ご飯…多分作ってないと思うよ?」
< 55 / 386 >

この作品をシェア

pagetop