いじわる執事とお嬢様。

「大丈夫です。僕が作りました。」


「えっ?!アンタ料理できるの?!」


あっ、やばい。
名前で呼ぶんだった…


仁はにっこり微笑んで首を傾げる。

「…アンタとは?」


こ、怖い。

目が笑ってないし。


「じ、仁!」


「よろしい。」


なんで私が執事なんかに怯えなきゃいけないのよー!





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