いじわる執事とお嬢様。
「では、行きましょうか。」


とりあえず仁と食事をするためリビングへ行く。



「…」


「どうかした?」


冷蔵庫を開けたまま仁は答えた。


「…僕の作ったパスタがありません」


パスタを作ったんだ…ってそこじゃなくて。

「なんで?!」


「お嬢様…これ…」
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