いじわる執事とお嬢様。
「す、好きにしたら?!」


「ええ、させて頂きますよ?」



_売り言葉に買い言葉。



だが。

「ぐうううう…」

今までで一番大きい音が鳴った。


「…とりあえず、ピザ頼むわよ!」


「はい」


仁は笑いをこらえながら返事をした。




丁度、時計が鳴る。

夜9時だった。



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