いじわる執事とお嬢様。
「でも、これだけは覚えてて。」



「…僕は心愛が好きだ。諦めるつもりはない」


「まだ何もできないガキだけど…
いつか強くなって心愛を守る。」


「だから心愛は一人じゃないってこと。」





…10年前の事件のあと、お嬢様の両親に頼み込んで僕が言った言葉。

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