いじわる執事とお嬢様。
私がそう言うと…

仁は校門の前で車を止め、私に声をかけた。


「お嬢様。」


「なに?」


「楽しみにしていますね。」




…忘れてた!


また私は顔を真っ赤に染めて
逃げるように車から降りた。

< 92 / 386 >

この作品をシェア

pagetop