Star Horse.。.:*☆ 星のように輝いて馬のように駆け抜けた恋
「なんなら、一口食ってみろ」
彼氏にあーんされる私。
彼女にあーんする優馬。
普通、逆ですよね。
もぐもぐ………。
「分かんない。おいしいの?これ」
味オンチなのかな。
まったく分からない。
「じゃあ、あれだ!愛情だな!!」
え?愛情って味するの?
「星璃さっき愛情込めたって言ってたもんな!!」
ああ。言った気がするような…………。
「優馬のこと考えて作ったからかな」
「めっちゃ、おいしかった。」
「喜んでもらえたなら幸いです」
「星璃を嫁にもらったら、毎日おいしい飯が食えるな~」
なんてことを言うんだ!!!
早すぎる。まだ嫁に行くなんて誰も言ってません。
「優馬のところにお嫁に行くなんて決定してないけど、彼女でいる限りいつでも作ってあげるから」
こんなご飯で良ければいつだって作りますとも。
「お前は永遠に俺のものだ。他の奴に星璃の手料理は食わせない」
こんなことを言ってくれる、優馬にキュンとした。