Star Horse.。.:*☆ 星のように輝いて馬のように駆け抜けた恋
ふわっ
体がふわって浮いた。
ん?
あれれ?
だっこされてる…………?
「星璃はチビだな。」
「チビとか言うなーーーーっ」
確かに、とても小さいけど………。
優馬が185cmあって私は、150cm。
「ちゃんと飯食ってるのかよ?お前、軽すぎ。」
私を楽々とだっこする優馬。
「優馬と同じ目線だ!うわぁ~!!高ーい!」
私の見てる世界とは違うな~。
「あー。すっごい大切な宝物だ」
優馬が、つぶやいた。
「星璃のことだっこして分かったけど、こんなに小さくて軽いから俺が、守っていかないとな。」
「優馬以外の人に守られるつもりないし」
「たまにはかわいいこと言うじゃん」
「だいすき」
「俺は愛してる」
きゅっと抱きしめられた。
優馬の鼓動も私の鼓動も同じくらい速い。
幸せだな~。
これから先もずっと一緒にいられますように。
そう心から願った日だった。